Fairtrade Coffeeフェアトレードコーヒー
単なるトレードとしてではなく、生産地の環境配慮や社会的な側面などCSRとの共通性を意識した企業活動を行っています。
“いつだってコーヒーがそばにある”
齊藤コーヒーだからできること
コーヒー生産国を取り巻く貧困や児童労働の問題、地球温暖化による2050年問題などにより
このままでは、私たちが毎日飲んでいるコーヒーが飲めなくなる日が来るといわれています。
齊藤コーヒーとしては、この問題を創業からコーヒーと関わり続けてきたロースターの社会的責任と捉え、
辿り着いた答えが、フェアトレードを通じて、持続可能なコーヒー文化を継承していくということでした。
フェアトレードとは
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。よくチャリティと混同されがちですが、実は全く異なるものとしての理解が必要です。
1993年にフェアトレード・ラベル・ジャパンとして設立、開発途上国71カ国の生産者・労働者と、欧米を中心とした消費国30カ国が参加しています。
齊藤コーヒーは、2011年にフェアトレード(FLO:Fairtrade Lebelling Organizations Internationalの略)認証を取得しています。
Fairtrade
フェアトレード
公正・適性な価格で取引すること
通常の貿易
途上国の小さな生産者は安く叩かれてしまう
(価格交渉力がない)
フェアトレード
適性な価格で取引きし根本的に生活を向上させる
(人や環境を守る基準を満たしたもの)
また、単純な取引のルールを定めたものではなく、フェアトレードの認証を満たすための基準が明確に設けられているのも特徴の1つです。
フェアトレードコーヒーが
美味しいのには理由があります。
おいしいコーヒー豆ができるヒミツ
フェアトレードコーヒーには、生産者に対して支払われる最低価格保証とプレミアムの仕組みによって、市場価格に左右されることなく適切なお金が支払われます。
プレミアムとして支払われたお金は、生産者の地域の医療や教育など社会インフラの整備や、生産性・品質の向上、気候変動対策に活用されるようになっており、コーヒーに関してはプレミアムの25%を品質向上へ投資することが義務づけられています。
生産者は生活が守られることでコーヒー豆の栽培に専念できるようになり丁寧な仕事につながりました。また、品質向上への投資は機材・設備だけでなく、知識や技術の教育を行うことも可能となり、継続的に安定した高品質なコーヒー豆の栽培ができるようになりました。
公正・適正な取引の証、
フェアトレードマーク
フェアトレードでは、生産者だけでなく、輸出入業者、卸売業者、製造業者の全てがフェアトレード認証を取得しており、認証機関が監査・認証を実施することで品質が担保されています。
また、産地偽装などの問題がなく、安心して利用することができるのも特徴のひとつとなります。
SDGsと
フェアトレード
フェアトレード に参画することで、企業規模や業種・業態に関係なく、世界の貧困・労働問題、自然環境の改善といった大きなテーマに貢献することができます。
フェアトレードはSDGsの17の目標のうち、特に8つの目標に大きく寄与していますので、これにより、顧客基盤の拡大、企業価値の保護・向上にもつながります。
コーヒーを取り巻く
世界の問題、
フェアトレードの現状
貧困、児童労働など人権問題
- 世界で7億人以上が極度の貧困状態
- 世界の子どもの10人に1人が児童労働者(約1億6000万人)
人々を豊かにする取組みが必要
2050年問題
気候変動により珈琲豆(アラビカ種)の栽培地が2050年には50%減少する
自然を豊かにする取組みが必要
フェアトレードに取り組むことで、双方に貢献が可能となります。
ただし、日本の現状は・・・
- フェアトレード市場は年々成長しており、2021年には158億円に急拡大し、今後の発展にも期待
- 一人当りのフェアトレード商品購入額ではスイスの100分の1以下
Mission齊藤コーヒーの
フェアトレードミッション
コーヒーの未来のためにフェアトレードの礎を築く
2006年 (1名)、2007年 (5名)と2年続けてメキシコ チアパス州アクテアル村マヤビニック生産者協同組合とチロンにあるCEDIACから研修員を受け入れ、コーヒーの受け入れ検査から出荷までの製造プロセス、品質管理などを技術的な支援を行いました。
フェアトレードの認知度と市場の拡大
フェアトレードコーヒーが高品質で美味しいコーヒーである魅力を伝えるほかに、フェアトレードの仕組みや現地生産者の現状など、フェアトレードコーヒーのリーディングカンパニーとして、日本市場の認知度向上と販路拡大を行ってきます。
UCCグループの一員としてフェアトレードコーヒーをリードする
UCCは、2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達を宣言しています。
グループ会社である齊藤コーヒーは、その中でもフェアトレードコーヒーの分野でグループ全体をリードし、UCCの全国ネットワークを利用し、サステナブルなコーヒーが当たり前の世の中になるよう目指していきます。
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